~申し込みの入力フォームやデータセンターの機能をパッケージ化、低価格、短納期を実現~
凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)は、パソコンやタブレット端末で、店頭での申し込み受付がペーパーレスでできる申込書発行システム「SpeedEntry plus(スピードエントリープラス)」を提供しています。
今回、入力フォームアプリを汎用化し、データセンターの機能を基本的な管理機能のみに絞り込みパッケージ化した「SpeedEntry plus」のASPサービスの提供を、2012年9月上旬より開始します。
「SpeedEntry plus」は、金融機関の店頭での各種申込書やスーパーなど流通の店頭におけるクレジットカードやポイントカードの申込書を、ペーパーレスに作成するシステムです。申込者自身が、パソコンやタブレット端末上で、タッチペンを使った選択肢のタッチ入力や手書き入力で申込書を作成し、セキュリティの高いデータセンターでデータを管理します。
申込者にとっては申し込み受付にかかる時間や手間が従来よりも少なく、申し込み受付側にとっては、データ入力業務や不備チェックの負荷、郵送コストなどを軽減できます。また、特設会場やイベント会場など場所を問わずに申し込み受付業務に利用可能です。
ASPサービスで提供することにより、個別企業向けの新規開発の場合と比べ、システム導入費用を約3分の1以下に削減しました。さらに、導入までにかかる期間を最短で約2ヶ月と大幅に短縮しています。
このことにより、キャンペーンなどの短期間での利用や、本格導入前のトライアル運用も可能となり、金融機関以外の様々な企業で個人情報を扱う申し込み受付業務への用途が広がります。
今後、凸版印刷は、銀行やクレジットカード会社などの金融業界をはじめ、流通・小売、サービスなど様々な業界の個人情報を扱う申し込み受付業務に向け提案を行い、2013年度までに35社、5億円の売上を目指します。
■ 「SpeedEntry plus」ASPサービスの特長
・ASPによるペーパーレス申込書作成システム
申込者がタッチペンで選択肢のタッチ入力や手書き入力をするペーパーレス申込システムを、入力フォームアプリ、データセンター機能、セキュリティ対策をパッケージ化して、ASPで提供します。
・システム導入にかかる費用と納期を大幅に削減
申込者の氏名や住所、電話番号などの個人情報を入力するため入力フォームを汎用化、データセンターの機能も申し込み情報の管理や端末情報管理などの基本的な管理機能に絞り込むことで、導入にかかる費用を従来の3分の1以下に削減、4~5か月かかっていた納期を最短で2~3か月まで短縮しました。
・セキュリティの高いデータセンターでの一括管理
申し込み受付をペーパーレスで行い、データを凸版印刷のセキュリティの高いデータセンターで一括管理し、入力端末にはデータを残さないため、個人情報を安全に管理できます。
・入力負荷を軽減
読み取り候補の表示や予測カナ変換により二度書きを防ぎ、申込者の入力負荷を軽減し、入力ミスを減らします。
・手書き署名も可能
申し込み作業で使用するタッチペンは、申込者の書き方を感知し文字の太さを再現できるため、手書き署名の登録も可能です。
<オプションサービス>
・運転免許証をはじめとする本人確認証の読み取り機能
スキャナーを取り付けることで、本人確認証の画像登録が可能です。さらに、運転免許証については、OCR読み取りにより、氏名、生年月日、住所、免許証番号の文字情報を取得できます。
・企業サーバへの情報連携>
基本機能では、申し込みデータをCSV出力で提供しますが、カスタマイズによりユーザー企業サーバへの情報連携を図ることも可能です。
・基本機能のバージョンアップ
カスタマイズにより、ASPサービスをベースとして基本機能のバージョンアップも可能です。
■ 価格
初期費用 : 600万円~
運用費用 : 申し込み件数により別途
※端末提供、オプション機能提供には別途費用がかかります。
■ 販売目標
凸版印刷は、銀行やクレジットカード会社などの金融業界をはじめ、流通・小売、サービスなど様々な業界の個人情報を扱う申し込み受付業務に向け提案を行い、2013年度までに35社、5億円の売上を目指します。
※本製品は、2012年9月6日(木)から9月7日(金)に開催される「FIT2012 金融国際情報技術展」(会場:東京国際フォーラム 展示ホール、主催:日本金融通信社)のトッパンブースで展示されます。
* 本プレスリリースに記載している会社名および商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。