共同印刷株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:稲木歳明)は、ヨハネス・フェルメール《真珠の耳飾りの少女》の高級複製画の販売を開始しました。
原画は、オランダ・マウリッツハイス美術館の名高いコレクションのひとつであり、現在、「マウリッツハイス美術館展」(於:東京都美術館 日程:2012年6月30日~9月17日※)にて公開中です。
西欧絵画屈指のこの名画が、画材の質感と豊かな色調を再現するために生み出した当社独自の複製画技法「彩美版®」により、色鮮やかに蘇りました。原画のもつ微妙なニュアンスや作家の筆遣いの再現はもちろん、今回はさらに、青い宝石と呼ばれるラピスラズリ(天然石顔料)で彩色を施しました。そのため、フェルメール・ブルーと呼ばれる少女の青いターバンの鮮やかな輝きがより一層増しています。気品あるアンティークフレームで仕上げた、リビングにもかけやすい軽量6号サイズです。ぜひこの機会に、名画をお楽しみください。
※2012年9月29日~2013年1月6日、神戸市立博物館に巡回します。
[仕様体裁] 希望小売価格 94,500円(税込)
技 法 | : | 彩美版®、シルクスクリーン手摺り、天然ラピスラズリ使用 |
画 面 | : | キャンバス |
画 寸 法 | : | 41.0cm×31.8cm(F6サイズ) |
額 寸 法 | : | 54.4cm×45.2cm |
額 縁 | : | 金箔仕上げ、アンティーク調特製木製額、アクリル付き |
重 量 | : | 約1.8kg |
解 説 | : | 谷岡清(美術評論家) |
原画所蔵 | : | マウリッツハイス美術館(オランダ) |
<資料> ヨハネス・フェルメール(1632~1675) 17世紀オランダで活躍した画家。1632年10月31日誕生、現オランダのデルフト新教会で洗礼を受ける。父レイニール・ヤンスゾーンは宿屋を所有、画商も営む。1653年、カタリーナ・ボスネスと結婚。同年画家の親方となる。1665年頃、「真珠の耳飾りの少女」を制作。1667年「デルフト市誌」の中で、レンブラントの弟子である画家ファブリティウスの後継者として、フェルメールが称讃される。1675年12月16日、デルフトの旧教会に埋葬。享年43歳。
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